冬はこんな所も要注意!?
- cultus-kurashiki
- 2月9日
- 読了時間: 3分
寒い日が続きますね。
県南では雪が積もってはいませんが、2月8日の朝、県北にある私の自宅周辺はかなりの雪でした。
通勤で国道53号線を使っていますが、建部あたりまでは積雪がある状態でした。
雪を巻き上げて走るので、車の下廻りには雪が付着します。
駐車してる間にだんだんと溶けて、自分の車の下だけに水たまりが。
他のスタッフの車の下は濡れてないのでなんだか異世界から通勤してるような違和感(笑)
夕方になり、自分の車の下を見ると。。。
なんじゃこりゃ!

水たまりがあった部分が白くなっていました。
あー、あれが原因かぁ。
そう、この白いものの正体は皆様ご存じ「塩化カルシウム」です。

道路の凍結防止剤としてまかれてるアレですね。
塩化カルシウムにはいくつか特徴があり、
〇水に溶けやすい。
〇水と反応して溶解熱を発生する。
〇濃度30%の水溶液はマイナス55度まで凍結しない。
などなど、道路の凍結防止剤として使うにはちょうど良いのです。
確かに前日から岡山空港周辺の道路などにたくさん蒔いてありました。
私たちが安全に冬の道路を走れるのもこのおかげですね。
しかしこの塩化カルシウム、時には車に悪さをする事もあります。
かなり昔の事ですが、新車販売から1~2年ほどのお客様に、
「ホーンが鳴らんのじゃけど」と言われたことがあります。
まだ新しいお車なのに申し訳ないなあと思いながらボンネットを開けたところ、
エンジンルームは真っ白。当時のアルミエンジンは白く錆びており、
ホーンも錆びで全く鳴らない状態となっていました。
お話をお伺いすると、スノーボードの為に高速道路を使って毎週のように
大山スキー場へ行かれてたとか。そして車を洗っていないとの事。
高速道路も場所によっては雪か塩化カルシウムかわからない程
白くなっている部分がありますもんね。

車の足廻りやボディも腐食する事があります。
これらを出来るだけ防ぐには、凍結防止剤を撒いてある場所を走ったあとは
洗車をするのが一番です。
その時にタイヤの裏側付近にも水をかけてあげるのが良いかもしれません。
ただし、ブレーキの中に水が入ると一時的に効きが悪くなるので、
その点は注意が必要です。
以前はこういった錆びを防ぐ為、車検の際に足廻りに防錆塗装をするのが一般的でした。
近年はいかに車検を安く済ませるかといった事もあり、
走行に直接影響しない、こうした作業が省かれるようになってきました。
お車を大切に長く乗りたいお客様には、防錆塗装をおすすめいたします。
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11,000円(税込)~
当店スタッフにご相談ください。
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